「少しずつできることが増え、子どもが嬉しそうだから親もうれしい。」
「正直な話し、ワクワクしながらレッスンを受けている子供を見て羨ましいと思う。」
小学生の親御さんのある日のレッスン後のご感想です。
私は、「スモールステップ」での成長を日々目標にしています。
少しずつできることが増えていく楽しさ、少しずつ積み上げていく楽しさを
子供にも大人にも味わってほしい、そう思っています。
「1時間のレッスン、集中できるようになってきたね!」
習い始めて3か月目になる頃、親御さんがお子さまにかけた言葉です。
私もその場にいましたが、「ほんとその通り!」とみんな笑顔になりました。
はじめは1時間なかなかもたない生徒さんも、次第にもつようになります。
はじめはバイオリンを構えるのに1分も持たない生徒さんも、次第に5分、10分…と構えたまま弾けるようになります。
はじめはドしかわからない生徒さんも、ドレミファソラシドが歌えるようになります。
3歳の生徒さんは、はじめは立つことすらままなりませんでした。
そうですよね。
3歳だなんて遊びたい盛り。
じっとしていることは苦痛なはずです。
それでも、すこーしずつ立てる時間が増え、1年経った頃には、バイオリンを構え、音が出せるほどになりました。
生徒さんみんなが、少し振り返ると前よりも成長している。
少しずつできることが増えて、それをみんなで喜び合う、そんなあったかい空気感が私は好きです。
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