私も、母親です。

子供ができてから、やっぱり教え方は変わったように思います。

親が思うようには子供は動いてはくれない、というのを身をもって体験してから、変わりました。

子供には、子供の言い分があるんですね。

いつも、とはいきませんが、できるだけ、子供の目線で、子供の言い分を聞くようにしています。

その上で、それも受け止めて、私の伝えたいことを伝えられるよう、努力しています。

身をもって体験できているのは、とっても有難いことです。

 

親は大変です。本当に大変です。

来てくださっている生徒さん、親御さん、もう立派にお子さんを育て上げられた親御さん、様々な方がおられますが、皆さん、本当に素晴らしい方々ばかりで、頭が下がる思いです。

子供を育てる上で、すごく感じたのが、成長の速度はみんな違う、ということ。

特に、小学校に上がると、足並みを揃えることを強要されます。

時に、我が子に苛立ちさえ覚えるときもありますが、これだけは言えます。

「どの子もみんな、前に進んでいる。」

素晴らしいことだと思います。

どの子もみんな、速度はどうあれ、成長しているんです。

これって凄いことです。

レッスンでは、個々の力を大切にしています。

決して強要することなく、でも、少しずつできるように仕向けていく。

褒めることは、決して忘れません。

親御さんとタッグを組みながら、その生徒さんの力を最大限に引き出してあげる。

 

怒るということは、脅迫になりかねません。

 

私自身、よく怒られました(笑)

でもね、怒られると、縮み上がって、結局弾けなくなったりするものです。

 

「なぜできないの?」と怒るのではなく、できない理由はどこにあるのか?練習できないのはなぜなのか?

分析してあげることはとても大切だと思います。

 

レッスンの時間よりも、家での練習時間が長いのは当たり前ですが、その家での練習をさせる親御さんの大変なこと。

その気持ち、痛いほどにわかりますから、そんな悩みがあれば、ぜひご相談ください。

一緒に解決策を考えていけたらいいですね!

生徒さんによって、有効な方法は違いますから、こうすれば絶対うまくいく!っていうのは残念ながらありません。

だからこそ、のレッスンだと思います。

 

ぜひ、ご自身に合った先生と出会われることを、心から願っています。